銀杏黄葉の頃
〜 長谷川美穂 作陶展 〜
11月21日(木) 〜 11月30日(土)

和歌山出身の作家 長谷川さんの個展を開催。地元名産の桃、蜜柑、梅、柿の木々から作る灰釉の表情豊かな陶器に、みなさま驚き、手作りの穴窯で焼き上げた神秘的な焼締めも大変人気でした。次回は来年春予定です。

灰釉陶器では珍しい藤色、赤などの桃の釉薬。自然の鮮やかな色彩に惹きつけられます。

焼締めは明るい色合いで、寒い冬を温かく彩ってくれそうです。


2006年やまたつ便り
 装う・飾る・盛る…心豊かな秋生活へ
〜 秋を愉しむ展 〜
10月10日(木) 〜 10月19日(土)

創作服やベネチアンガラス、器や皮の小物を取り揃えました。天然素材にこだわった服は好評で、中でも世界で和歌山にしかない編機で編み上げた綿ニットは格別の肌触り。和歌山の良さを改めて感じて頂けました。次回は11月

ネベチアンガラス独特の鮮やかな色彩と、日本の和柄や感性の融合。独創的な組合わせが他にない雅やかなベネチアンガラスを生み出します。

手間暇かけて作られた皮製品。肉球をあしらった可愛らしい小物も品揃え。

 初夏・・・蜜柑の花が香るころ
ファンシーな花のガラス 近藤慎造・すみえガラス展
6月13日(木) 〜 6月22日(土)

ガラス作家、近藤ご夫妻の作品展を開催。人の手と炎によってつくられた温もりのあるかたちに、繊細な彫刻を施されたガラスが、まるでアンティークのように質感豊かで芸術的だと多くの方が驚き、大変好評でした。次回は秋。

華やかなガラス。ほのかな明かりの中では荘厳であり、様々な表情を見せてくれます。

感触も楽しめる膨らみを持ったドット柄はアップリケ技法によりつけられたもの。

 岡山から
備前焼と花の出合・・・ そして 児島よりデニムと帆布の出合展
4月18日(木) 〜 4月27日(土)

若手から有名作家まで、総勢35名の備前焼を集めました。 風合いある紋様は炎が作り出す自然の形であり、 作家ごとの個性も豊かで、世に二つとない器との一期一会の出合に多くの方が感動し、好評でした。次回は6月。

水の鮮度が落ちにくいため、花持ちが良く、花器としても重宝されています。

丁寧な縫製で仕上げられたデニム、帆布は、国産に拘った児島ブランド。

 初春 染と器
〜 染め・舟山れいら 種蒔き兎 〜
1月24日(木) 〜 2月2日(土)

吾妻小富士の残雪が兎の形に見えることから、福島の人々はそれを「種蒔き兎」と呼び、春の到来を知り種を蒔きます。淡いあかね色の染が一足早く春を届け、様々な染の中から自分に合う色を選んで頂けました。次回は4月。

草木染めを施したウールは、とてもやさしい色合いに仕上がっています。

金箔をちりばめられた新作は、新年を彷彿とさせます。